EclipseのEGitを使ってAndroidのSourceを取得する
Eclipseの版が、HeliosからIndigoに上がりました。
この改版のアナウンスの中で、「EclipseでEGitが使える」という記事を読みましたので使ってみました。
私は、これまではsourceの取得方法が分からなくて、
困難な方法で行いましたが、EGitを使えば簡単にandroidのsourceを取得できます。
インストール
EGitを使うには、まずEGitをインストールしなければなりません。
- Help>Eclipse Marketplace
- 画面下にあるオレンジ色の○印に「Yoxos Marketplace」と書かれているものをクリックする。
- 「Search」欄に「Eclipse EGit」欄がある。その右に「Install」があるのでクリックする。
使い方
- File>Import>
- Git>Projects from Git>Next
- "Check Home Directory"は無視してokを押す。
- clone
- 「URI」欄に次のとおり入力する。
git://android.git.kernel.org/platform/frameworks/base.git
- next
- 「Clone Git Repository」画面>「Branch Selection」画面が出る。
- Cupcake,donut,Eclair,Froyo,gingerbread といった文字列の中から、自分が欲しい版を選択する。
- Next
- 「Local Destination」画面の「Directory」画面で出力先を選択する。出力先は、android SDKディレクトリ内の、platformsディレクトリ内の、対応するAPI level名のディレクトリを指定する。
例えば、Froyoを選択した場合は、Android-8ディレクトリを選択する。
- Next>Finish
- 作業が終わるまで待つ
- javaのプログラム内で、sourceを表示したい適当なキーワード(例えば、"Activity")にカーソルを当てて、F3キーを押す。
- 「Source not found」画面が出る。「Change Attached Source」ボタンを押す。
- 「Source Attachment Configulation」画面の「External Folder」ボタンを押す。
- 先ほど選択したAndroid-8ディレクトリの下にbaseディレクトリが作成されているので、それを選択する。okする。
- 再度、任意のキーワードの箇所でF3キーを押し、sourceが表示されるのを確認する。
API Levelと、androidの版と、その名前との対応関係は次のとおりです。
3 1.5 cupcake
4 1.6 donut
2.0 Eclair
2.1 Eclair
8 2.2 Froyo
9 2.3 gingerbread
これを書いた時点では上記のとおりで上手くいったのですが、時間の経過とともにコマンドが変化しており、上記のままでは上手くいきません。
特に、上記のURIだと失敗するかもしれません。
【開発環境】
OS:Windows Vista
Eclipse IDE for Java Developers Version: Indigo Release