2011年5月25日水曜日

ラップwrapとは何か

wrapとは、包むという意味である。
保存のために、ビニールで食料品を包む行為を想像すれば良い。
食料品をビニールで包んだ場合、それを触ると、食料品を直接触るのではなく、外側のビニールを触ったことになる。これにより、食料品は傷まない。そして、食料品を持ち運ぶことができる。ボールとして取扱えば、キャッチボールすらできてしまう。そんないろいろなメリットがある。
食べることができないというデメリットはあるが、ここでは考えない。
ラップをすることにより取扱いが容易になり、安全性が向上するのである。
ラップやラッパーという用語があいまいになったら、以上のことを想像すれば良い。

さて、文字列データ群と、その文字列の属性データ群とが、存在するとしよう。
この2個の各々のデータを各々の格納先から持ってくるという手法は、昔から行われてきた手法である。
そうするよりも、文字列データとその属性データとを一個のクラスの中に入れてしまって、メソッドを使い操作すれば、取扱いが容易になる。
クラスに格納するという手間、つまりラッピングするという手間はかかるが、その後の取り扱いは安全で容易になるのである。
この機能を担うクラスをwrapperという。

なお、音楽は、rap musicであって、それをやってる人をrapperという。こっちを想像して踊りだしたりするのは良くない。

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